埋立地行きのゴミを減らす

Etsy では、ゴミを減らし、できるだけ埋立地にゴミが送られないよう努力を続けています。 2015 年には、リサイクルとコンポスト施策を各オフィスに拡大し、オフィスへ持ち込む包装資材や商品についてより一層の配慮をするようにし、そして教育的なイベントを通じて社員の啓蒙に取り組みました。

これらの努力は、大きな違いを生み出しました。 2014 年から 2015 年にかけて、Etsy はゴミの埋め立て回避率を 9 ％も増加させることに成功したのです。 全体では、リサイクルとコンポストへの努力を通じて、42,348 ポンド（19,208.73 キログラム）ものゴミを埋立地に送らずに済みました。

Etsy ダブリン支社では、「ゴミゼロフライデー」などのイベントの紹介、そして強力なコンポストプログラムなどを通じて、ゴミ総量のうち、92 ％の埋め立てを回避しました。 1 年を通じて、金曜日にはゴミ箱が「休業中」になり、オフィスへのコーヒー用紙コップの持ち込みから資材の再利用まで、皆にいろいろとゴミについて考えるよう促したのです。

消費を減らし、ゴミを埋立地に送らないようにし、そしてゆくゆくはゴミを出さないようにするのが、Etsy での優先事項です。 グローバル規模のものづくりコミュニティの一端を担うものとして、Etsy は資材の大切さを認識しています。 また、オフィス内で再利用または再活用できるものや、提携のゴミ処理業者によってリサイクルできるものの使用を優先しており、このような製品の購入をサポートする、社内ガイドラインを作成しました。

私たちは Etsy オフィスからのゴミの量を計る特別なスケールを使い、すべてのゴミ、リサイクル、コンポスト、そして寄付に回されるものの流れを、オフィスから回収される前に計量します。 そしてこのデータを使って傾向を分析し、どのようにゴミの埋め立て回避率を改善し、ゴミ削減について社員を関与していくかを決定します。

これは、全社員のうち 91 ％が働くオフィスでの実測データです。 私たちはベルリン、ブルックリン、ダブリン、ハドソン、ロンドン、トロント、そしてパリの 2 つのオフィスからの 1 年分のデータを保有しています。 来年には、世界中のオフィスから、さらに多くの情報をお見せすることができるようになるでしょう。

昨年度の社員数は 24 ％増加したにも関わらず、Etsy から埋め立てゴミの量は 21 ％減少しました。 昨年度の社員数は 24 ％増加したにも関わらず、Etsy から埋め立てゴミの量は 21 ％減少しました。

調査方法

私たちは全社員のうち約 91 ％が働く、ベルリン、ブルックリン、ダブリン、ハドソン、ロンドン、トロント、そしてパリの 2 つのオフィスからの 1 年分のデータを保有しています。

ベルリン、ブルックリン、ダブリン、ハドソンとトロントでは、オフィスハッカーチームによって開発された、ゴミの自動計測ツールを使用しています。 計測ツールは、毎日のデータを自動的に Etsy のデータ集積ポータルに直接送信します。 このシステムはベルリン、ダブリン、そしてトロントで 2015 年に導入され、Etsy ではロンドン、パリ、そしてサンフランシスコの各オフィスでも 2016 年に開始する予定でいます。

選択した週のデータがない場合には、オフィスでの平均的なゴミ消費量に基づいて該当データを推定しました。

2015 年のゴミの量の値は、自宅で出された仕事関連でのゴミや、遠隔勤務者によって共同作業場で出されたゴミに関する推定を含んでいません。 2016 年に、これらデータの収集についての戦略の検討を予定しています。

• パリに 2 つあるのオフィスの両方で、リサイクルについての実測データを使い、場所に特化した調査法を基に埋め立てゴミのデータの推定を作成しました。 Etsy のオフィスでは、2016 年にはすべての埋め立てゴミを計量できるよう取り組んでいます。 _