省エネ対策:すきま風の防止からサーバーのハックまで

エネルギーの責任ある利用は、Etsy のカーボンニュートラル戦略のカギとなる部分です。 オフィスであれデータセンターであれ、私たちは運営効率を改善する方法を探し続けています。

オフィスで

Etsy のオフィスとデータセンターは賃貸しているため、私たちが施設内で省エネのためにできることは限られています。 それでも、私たちはエネルギー削減を推進するために最大限の努力をしています。

オフィスでは、例えばハドソン支社でビルの電力監査を行い、その調査結果を所有者と共有したように、ビルの改善について積極的に家主と共同作業を行います。 楽しいアイデアの提案にはいつも前向きなハドソンの Etsy 社員たちは、築 150 年という古い建物にあるオフィスのあちこちに吹き込むすきま風を防ぐべく、各社員がコーキング剤で塞いで数時間を過ごすというホリデーコーキングパーティを主催しました。 ダブリンとハドソンのオフィスにはスマートサーモスタットを導入し、エネルギー使用をもっと自分たちで管理できるようにしました。 そしてブルックリン本社では、夜間と週末には社内ダッシュボードをオフにするよう設定し、1 年で推定 18,000 キロワット時の省電力を実現しました。

写真:Anne McGrath
データセンターで

Etsy の「カーボンニュートラルデータセンター」班は、ハードウエアやプログラムの仕方など、データセンター内で自分たちのコントロールが及ぶ範囲で改善できることを着実に行なってきました。

ハードウエアのスペースでは、あまり使われていないサーバーを統合することで、電力を最大限に活用しました。 また、ソリッドステートドライブやより効率的なプロセッサなどの省電力技術を取り入れ、現在使用中のハードウエアについても、どう最大限に活用できるかを調査しています。

プログラミング部門では、電力削減を推進するため、プログラムの実行にかかる時間を最適化する努力をしています。 一般的なコーディングパターンについては、同じデータに繰り返し行われる不必要な計算を削除することで、膨大なデータ処理にかかるプロセス時間を実に 90 %以上も削減することに成功しました。 例えば、いくつかのジョブでは、数週間分に渡るデータについて、毎日同じ計算を何度も繰り返しながら処理しているとします。 そこで私たちはそのような計算を単純化し、毎回一から始める代わりに、以前のジョブの上に蓄積していけるようにしました。

また、ビッグデータ分析に簡単に使えるプロファイラを開発し、構造上の非効率を検知できるようにしました。 タスクを最適化するこのプロファイラを使うことで、私たちは効率を 2 倍にするほどの改善を行うことができました。 Etsy では、このプロファイラを github にて一般公開しています。

このプロファイラについて詳しくは、Code as Craft ブログで プロファイラの立ち上げ時に投稿したこちらの記事 、また プロファイラの使用開始後 4 ヶ月目に投稿した回顧的なこちらの記事(英語)で読んでいただくことができます。